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インプラント治療では、形状や術式、表面加工の違いを症例によって使い分け、患者さんにあったものを選択しています。
以下に挙げた当院で使用しているインプラント素材のうち、上から3つは世界各国の大学や病院で広く使用されています。 それは、製品の信頼性の高さを示すとともに、患者さんが国内外で術後のメンテナンスを行う際に、対応可能な施設が多いというメリットにも繋がります。
診査と治療計画
手術をする前に、全身の健康状態や口の中の状態、特に残っている歯周の状態や歯の喪失した所のあごの骨の状態を調べることにより、インプラントの手術をしても大丈夫かの診査を行います。治療は、骨の中にチタン製インプラントを埋めるステップと歯を入れるステップの大きく2つに分けることができます。十分な診査と綿密な治療計画を立てた上で、患者さんに合わせた治療をすすめていきます
1次手術
歯が喪失した部分の歯ぐきを切って、あごの骨にドリルで穴をあけ、歯の支えとなるインプラントを骨の中に埋め込みます。生体に馴染みのよいチタンという金属が材質として多く使われています。
治療期間(オッセオインテグレーション)
インプラントを埋入したあと、歯肉で覆い、オッセオインテグレーション(インプラントと骨の結合)が得られるのを待ちます。 通常の治癒期間は1.5~2か月(最短8週間)ですが顎骨の状態によってはさらに数か月待つ場合もあります。 この間は仮の義歯を使用することができます。
2次手術
1回法という手術法では、1時手術においてインプラントは頭だしされているためにこの手術ステップはありません。一方、2回法のインプラントでは骨の治癒後、粘膜を切開してインプラントの頭をだします。
補綴治癒
歯肉の治癒後、上部構造を作るための型取りをします。まずはインプラントの固定性の仮歯を製作し、2~3か月使用していただきます。この時点でほぼ何でも噛める状態になります。実際に仮歯を使用していただいた状態で、噛み合わせや清掃性などが適切かどうかの検証を行い、完全に不具合がない状態を確認した後、最終的なインプラント上部構造(セラミックの歯)を製作します。